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注文住宅のこだわり

実用性とおしゃれの駆け引きとは

予算から不動産業者と決める工程

注文住宅の設計打ち合わせでは、実用性を忘れずにデザインを考えましょう。おしゃれにばかり予算をかけず、長く快適に生活できる家を作るには打ち合わせのコツを知っておかなくてはなりません。

今回は、予算内に収めつつ、注文住宅に実用性とおしゃれの両方を盛り込むための注意点をご紹介します。

■必要な収納まで省いてない?おしゃれの定義に注意
おしゃれな注文住宅のイメージとは、どのようなものがあるでしょうか。

多くの人が、「リビングが広くて、生活感がなくて、まるでショールームのような家」を想像するでしょう。

生活感がないおしゃれな家を作ろうとすると、真っ先に犠牲になってしまうのが収納スペースです。衣服や掃除道具、食器などが並んだ棚などは、それだけで生活感を漂わせます。こんな収納スペースを作るくらいなら、その分部屋をもっと広くしておしゃれな空間にしたい、と思うのです。

しかし、実際に生活していくことを思うと、この考えはとても危険です。収納場所がなければ、棚などを購入することになり、せっかく収納スペースを犠牲にしてまで作った広い部屋も家具で埋まってしまいます。

近年では『魅せる(見せる)収納』という考えもあり、生活用具が見えているだけでおしゃれではなくなる、ということはなくなりました。

将来ずっと快適に住み続けるためにも、おしゃれさの中に実用性を混ぜることを忘れないようにしましょう。必要なものはしっかり作り、おしゃれさを別の部分で演出する方法も考えてみてはいかがでしょうか。

■実用性とおしゃれを予算内で抑えるには
では、実用性とおしゃれを共存させるには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。一例として収納を挙げましたが、他にも実用性とのバランスを見たい箇所はいくらでもあります。おしゃれと実用性のどちらを重視するか、そのポイントは『注文住宅の全体の予算』です。

たとえば、スタジオにあるようなスポットライトはおしゃれですが、通常の蛍光灯を設置するより施工費や材料費が高くなります。また、高い位置に設置されていると、交換に手間がかかり、老後も住むつもりであれば、このような照明は不安要素が強いものです。

全ての部屋にこのスポットライトを使用した場合、いくらになるでしょうか。これは、スポットライトだけに限らず、フローリングの素材や窓ガラスの特殊加工なども予算オーバーの原因の1つになります。

どうしても譲れない部分だけを優先し、残りは予算と折り合いをつけて取捨選択していくと無駄を省けます。

たとえば、明るい蛍光灯は子供部屋だけに使用する。リビングだけは無垢フローリングにする。どうしても譲れない防音ルームを造るために、浴室乾燥を諦める。などオプションをつける場所、つけない場所は、どこの部屋に、素材にこだわるかで足し算と引き算を行うことが大切なのです。

金額という明確なボーダーの存在は、実用性とおしゃれのバランスをとるのに役立ちます。

不動産業者は「一生に一度の買い物ですよ」と予算増額を促しますが、当初の予算は極力変更しないようにしましょう。

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